STARRING WORLD 宇宙論宣言
宇宙は終わらない。
宇宙は完成しない。
分離が生まれ、
意識が成熟し、
解脱が起こり、
創造が選ばれる。
それは遠い神話ではない。
いま在るすべては、
この循環の内部にある。
解脱は終焉ではない。
創造は始原でもない。
宇宙は、
続く構造である。
宇宙論宣言
1. 宇宙の本質
宇宙は静的完成体ではない。
宇宙は創造と成熟を内包する動的平衡構造である。
2. 位相構造
本宇宙論において、宇宙は以下の位相を持つ。
- 位相0:時間・空間・因果が区別として現れていない対称的基底相(涅槃に対応)
- 位相1:分離が経験として成立する層
- 位相2:統合理解が進行する層
- 位相3境界:相転移として創造が成立する条件層
涅槃は状態である。
創造は出来事である。
両者は同一ではない。
3. 創造(覚悟)
創造とは、位相3境界において成立する相転移的出来事である。
創造主体は創造後、宇宙法則と同化する。
外在的存在として残らない。
それは保存ではない。昇格でもない。
個としての終わりを受け入れる覚悟である。
4. 非干渉
創造は介入によって起こるのではない。
成熟条件が満ちるとき、相転移として成立する。
介入ではなく、条件成立が次を生む。
5. 涅槃と創造(対応)
涅槃は位相0に対応する状態である。
創造は位相境界における出来事である。
両者は同型ではない。
しかし循環構造の中で対応している。
解脱は宇宙を終わらせるのではない。
解脱は創造条件を生みうる。
6. 宇宙の継続
宇宙は完全統合へ向かわない。
宇宙は終焉を目的としない。
宇宙は創造を続ける。
分離は終わらない。成熟も終わらない。創造も終わらない。
すべてが統合される瞬間は、終わりではない。
それは、まだ始まっていない可能性の境界である。
宇宙は、静かに続いている。